NTTコムは13分、SH滑川剛人のダイレクトキックにより敵陣10メートルでラインアウトを得た。しかし、1次の左展開で左WTB友井川拓が彦坂匡の好タックルを受け、ノックオン。トヨタはこのハーフウェイ手前右端のスクラムを起点にフェーズを重ね、チャンネル1のボールキャリアが確実に前へ出た。そして9フェーズ目、9-12-15-2の右展開で仕留める。ライン参加したFB竹田宜純がいいもらい方をして2人を引きつけてパスを放したのが効き、HO彦坂圭克の前にはスペース。15分、外側からタックルに来た友井川を外した彦坂圭が、右中間から中央へ回り込んだ。20分にもトヨタは、NTTコムがPKをノータッチ、ラインアウトの失敗とミスが続いたのに乗じて攻撃権を得た4次、9-10-12-15の右展開でトライを追加する。オーバーラップができる中、竹田がカバーに来たヤンチースと両肩が合った時点でカットイン、裏に抜けて右中間へ。コンバージョンも連続成功し、20×0となった脫髮

 ここまでNTTコムが攻めたといえば、前半3分に相手キックをキャッチした右WTB鶴田諒が倒されたあと、2フェーズを重ねてラインオフサイドのPKを得たときくらい。それ以外は、すべて蹴り返しや1次のミスでアタックが終わっていた。リスタート後、蹴り合いを経たあとも似たような展開。トヨタのカウンター攻撃を食らい、一時ターンオーバーやPKを得るものの、あとが続かない。24分、PKを速攻後の2次、右チャンネル2で№8栗原大介が彦坂圭と右CTBタウモエピアウ シリベヌシィに絡まれ、ノットリリースザボール。トヨタを自陣へ招喚した。この敵陣10メートルと22メートルのあいだのラインアウトに始まる2次、トヨタは9-6の右で、あいだにいたリードランナー、高橋がオブストラクション。ハーフウェイを越えた位置のラインアウトをキープしたNTTコムが、ようやくディフェンスから解放された。ノットロールアウェイのPKを得た27分、敵陣22メートルのラインアウトでHO三浦嶺は手前に投入。レシーバーの位置にいた栗原が走り込んだ。トヨタは高橋が好反応で止めたが、次のフェーズで9-5の左から右リターンパスで三浦につながられた際、ロスに2人がラッシュした分、3次、右FL小林訓也のピック&ゴーに対する左サイドの防御が立ち遅れてしまう。NTTコムは小林が寸前までゲインしたあと、SH西橋勇人が右サイドへ。さらに左PR上田竜太郎が右サイドを突き、右中間へ捻じ込んだ(29分)護髮產品

 コンバージョンも決まり、7点を返したNTTコムだったが、32分、沼尻がテイクンバックのダイレクトキックを蹴って、トヨタに敵陣22メートルでラインアウトのチャンスを与えてしまった。ボールを動かして攻めるトヨタ。NTTコムは5次、9-12-13の左展開、マッキンタイアーのロングパスをキャッチするシリベヌシィに対し、鶴田がトイメンへのノミネートを捨てて一か八か、外側から詰めていった。ドンピシャのタックルを決めたものの、ボールへ絡んだヤンチースがノックオンし、トヨタは残り10メートルThai boxing