宗像のキックオフで試合開始。前半0分、宗像は蹴り返しのキックをFB古賀龍二が捕球し、左へ放す。そこにはポトヒエッターが加速して入ってきた。クボタは左FL萩澤正太がインターセプトを狙って飛び出していったが、角度を変えたポトヒエッターとバッティング。危険を感じたレフリーは試合を止めた。倒れた萩澤にケガがなく、その後も元気にプレーできる状態だったのは幸い。ちなみにポトヒエッターは最初からケロッとした顔をしていた。ハーフウェイを越えた位置のスクラムで再開。宗像は5フェーズ目、ピッチ右からSO金川禎臣が左奥へキックパスを蹴った。クボタは右WTB柴原英孝が先に落下点に入って待ち受け、宗像は左WTB屋宜ベンジャミンレイが外側から追う。この形は止まっている守備側に対し、動いている外側のチェイスが勝つケースである。屋宜がキャッチしたかと思われたが、ノックオン。宗像はトライチャンスを逃したものの、直後のスクラムでクボタがヘッドアップしたPKをSH濱里耕平が速攻、右チャンネル1、№8西端要が縦を突いた。右FL田村玲一に阻まれてラックアンプレイブルになり、敵陣22メートル左のスクラム。西端がボールをピック、右チャンネル1で左PR杉浦敬宏がクラッシュしたあと、左サイドを突いた右FL田村衛土が後ろにボールを浮かした。ところが、すぐ後ろにいたサポートプレーヤーがノックオン。クボタボールのスクラムとなった。宗像はタッチキックをクイックスローインし、右へ振ったあと、左へ折り返す。9-1-8からガットでHO隈本浩太につなごうとしたがハンドリングエラー。ルーズボールを№8キーガン・ダニエルが拾ったクボタは左LO鈴木康太がオフロードパスをもらって一気に敵陣へゲインした。宗像は直後、SH井上大介の球出しにプレッシャーをかけた右PR高野大智がオフサイド。クボタは速攻したダニエルがクラッシュし、井上が右の狭いほうへさばいた。6分、井上のパスをもらった右LO今野達朗が8と11のあいだをぶち割るようにして右中間へトライ。クボタが5点を先制した(コンバージョンは不成功)。

画像 その後、宗像はパスをつなぎながらボールを動かし、攻める時間を多く持ったものの、接点のキープミス等で決定機を創出することがなかなかできなかった。ただ、11分にカウンターラックでターンオーバーした1次の右展開は、パスダミーを入れたポトヒエッターが敵陣22メートルへゲインして2人を引きつけた際、内側に立つディフェンスが誰もいなかったので、リターンパスを放せる所へ味方がサポートしていれば即トライとなった可能性がある。ワンパスの攻めを3フェーズ続けたのち、9-10-12と左へロングパスをつなぎ、右L福坪龍太郎が右サイドを前進。そこから9-12-15と右へ振る宗像。クボタは右CTBアイザイア・トエアバが古賀にタックル、HO後藤満久と右PR岩爪航がジャッカルに行き、ノットリリースザボールに陥れてピンチを脱出した。そして14分、自陣10メートル左端のスクラムに始まる2次、右チャンネル1のダニエルがノックバックしたボールを西端に奪われたものの、3フェーズ後、9-10-4の左展開、左LO秋田太朗に対し、SO森脇秀幸がタックル。ダニエルが即座に絡むノットリリースザボールのPKを得たクボタは16分、敵陣22メートル手前へ進出する。ラインアウトでジャンパーがタップしたボールをダッシュして捕球した井上がその勢いを駆ってランプレーで勝負したのは、サイン通りにいかなかったことが逆に好結果を生みそうな予感がした。しかし、金川と西端のダブルタックルを食らってノックオン。タッチキックにより、ハーフウェイを越えた位置まで下げられたクボタだったが、このラインアウトを起点に2フェーズで仕留めてきた。9-10-7の左展開で田村玲が思いっ切りクラッシュしたあと、クイックボールが出て9-10-12-15-11。スペースへじか付けした左CTB立川理のフラットなカットパスが絶品。FB森功至がラインスピードを落とさずにつなぎ、左WTB田中健太が裏へ抜けた。そして内へシャトルランのトエアバへパスを戻す。18分、トエアバが左中間へトライ。セットピースから立川理とトエアバのどちらかを囮に使い(両方を飛ばすこともある)、FBをライン参加させて端のスペースを狙うストラクチャーはクボタの十八番。ファーストステージからよく見られ 展翅高飞的小鱼 立志成為最好的員工 mushroomgi mushroomgi mushroomgi的家園