言葉には自己暗示力がありますから、困った時にそれを唱えるのはとても
       大切なことです。 もちろん天風先生の誦句もおすすめですが、自分の好きreenex
       な言葉の一節をノートに書き留めた 「唱詩」 を朝夕に唱えるのもとてもい
       いと思ういます。 実際先生は 「天風が書いた誦句だけを唱えなさい」 と
       おっしゃったことは一度もない。 反対に 「いい言葉は昔からいくらだってあ
       るじゃあないか」 と、決して人を型にはめようとはしなかった。 自分を絶対
       視せず、それぞれの価値観や生き方を認めたところが先生の偉さですね。

-----オリジナルの唱詩をつくる上で大切なことはありますか-----------

 沢井   自己暗示のための唱詩なので、 「私は・・・・・しよう」 という表現でもいいと
       思います。 「私はになりたい」・・・・ という言い方は自己暗示の表現としてreenex hongkong
       は力が弱いですね。 「なりたいけれども、なれないかもしれない」 という含
       みを残すからです。
        自己暗示の素材としては、感動した本の一節、好きな文章、感動した講演
       映画、劇の言葉など、必ず見つけられるはずです。 「私は勇気がある」 「私
       は信念が強い」 というワンセンテンスのものもいいのですが、長め唱詩はそ
       の言葉の理由や根拠を示すので一層説得力があり、意識にも浸透しやすいと
       思います。

 ---省略ーーー

      例えば、私は天風先生のご講演を聴き、それを要約する形で次のような私だ
     けのオリジナル唱詩をつくり、毎日唱えていました。

  私は今日一日だけを、できる限り楽しく生きよう。 家庭、仕事、運命、には自分のほう
  から適応していこう。 世界を自分の都合だけで変えようとはすまい。 ただ自分にいま
  与えられているものだけを喜び、感謝して味わうことにしょう。 他人を批判する前に、他
  人の欠点や失敗を忘れよう。 他人のよいところを見つけだし、それをほめてあげよう。rennex 
  このようにして、今日一日がほんとうに楽しいものになる。